事故発生の瞬間、現場付近を走行していた一般ドライバーやプロの長距離トラック乗務員が直面したリアルな実態は、単なる数字以上の緊迫感を帯びています。SNSや交通情報コミュニティに投稿された一次証言からは、現場の混沌ぶりが浮き彫りになります。
「名港中央を過ぎた瞬間、前方の大型トラックが激しくハザードを点滅させた。煙が立ち上り、金属同士が激突する轟音が響いた」(現場後続を走行していた普通車ドライバーの手記)
「トリトンの橋の上で完全停止。右も左も海で逃げ場がない。真夏や真冬にエンジンを止めざるを得ない状況になったらと思うとゾッとする。大型同士が絡むとクレーン車が到着するまで絶対に動かない」(定期便を運行する物流ドライバーの投稿)
利用者の証言に共通しているのは、海上橋という隔絶された空間での立ち往生に対する精神的重圧です。路肩が狭隘な名港トリトン区間では、救急車やパトカー、NEXCOの黄色い道路パトロールカーすら現場に到達するまでに長時間を要します。一般道のようにコンビニエンスストアや公衆トイレに退避することも叶わず、燃料切れやバッテリー上がりといった二次トラブルのリスクが現場のドライバーを心理的に追い詰めています。