世帯視聴率の推移を振り返ると、TBSの日曜劇場『ドラゴン桜』が初回から14.8%という高水準でスタートを切り、終始トップを独走しました。中盤以降も13〜15%台を安定してキープし、最終回で大台突破の20.4%を叩き出すなど、2021年春ドラマの覇権作品として他を寄せ付けない強さを見せつけました。
2番手につけたのは、フジテレビの月9枠で放送された『イチケイのカラス』です。初回13.9%、全話平均でも12.6%と極めて堅調な数字を残し、月9ブランドの復権を印象づけました。
一方、数字の多寡だけで語れないのがこのクールの特徴です。『リコカツ』は平均9.1%ながらTVerの見逃し配信ランキングで首位を連発。『大豆田とわ子と三人の元夫』(平均6.1%)や『コントが始まる』(平均7.6%)は世帯視聴率こそ一桁にとどまったものの、コア層の占有率とTwitter(現X)での世界トレンド入り常連となるなど、視聴形態の変化を象徴する結果を残しました。