閉館から一定の年月が経過したことで、SNSや一部のオピニオンサイトでは「淡路島海上ホテルが不気味な廃墟になっている」「心霊スポット化している」といった無責任な言説が散見されます。しかし、これらの噂は現地の実態とは大きく異なります。
現地確認および不動産管理関係者の動向を精査すると、同ホテル敷地は厳重に立ち入り制限が敷かれており、無断侵入を防ぐバリケードや警告看板が設置されています。窓ガラスの破損放置や落書きといった無法地帯化は防がれており、地域住民の生活環境を損なわないよう定期的な見回りと保安管理が維持されています。
また、釣りファンを中心に根強く囁かれていた「別資本による買収と営業再開」の可能性についても、2026年時点での復活計画は存在しません。海上に突き出た特殊な構造を持つ既存建物をそのまま再利用することは、現代の建築基準法や消防法、バリアフリー基準に照らして改修コストが新築を上回るケースが多いためです。不動産開発の専門筋によれば、既存建物をリノベーションして復活させるのではなく、更地化を前提とした新たな再開発用地としての活用が現実的な選択肢となっています。