発端は、パリ五輪の熱狂が続いていた真夏の夜だった。やす子がX(旧Twitter)上に投稿した、何気ない日常の前向きなメッセージがすべての始まりとなる。「やす子オリンピック 生きてるだけで偉いので皆 優勝でーす」――誰もが心温まる、彼女らしい自己肯定感に満ちたポストだった。
だが、その平和な呟きに対してフワちゃんのアカウントから放たれた引用リプライは、目を疑うほど凶暴な罵倒だった。「おまえは偉くないので、死んでくださーい 予選敗退でーす」。
絵文字や煽るような語尾が添えられていたものの、公の空間で放たれた「死んでください」という直接的な誹謗中傷は、ネット空間に凄まじい衝撃を与えた。投稿は即座に削除されたが、スクリーンショットは猛烈な勢いで拡散。やす子自身が「とっても悲しい」と短くポストしたことで、事態の深刻さは決定的なものとなった。冗談やプロレスの範疇を完全に逸脱した暴言の全貌が白日の下に晒された瞬間だった。