24時間のロングクルーズを快適に過ごせるかどうかは、船室選びにかかっています。現行の「3代目おがさわら丸」は静粛性と快適性が大幅に向上しており、旅行スタイルや予算に応じた多彩な船室が用意されています。
最もリーズナブルな「2等和室」は広間に仕切りが設けられたカーペット敷きのスペースで、価格重視の一人旅や若年層に根強い人気があります。プライベート空間を確保したい旅行者には、カプセルタイプの「2等寝台(ベッド)」や「特2等寝台(テレビ付き)」が評判で、コストパフォーマンスの高さから予約が真っ先に埋まる傾向にあります。
家族連れやグループ旅行、ワンランク上の船旅を楽しみたい方には、専用シャワー・トイレを完備した「1等室(デラックス)」や「特1等室」、バルコニー付きの「特等室(スイート)」が適しています。ホテルの一室と変わらない静けさと居住性で、移動の疲労を最小限に抑えられます。
船内には本格的な食事が楽しめる展望レストランやラウンジ、売店、シャワールームが完備されています。黒潮や外洋を通過する区間では揺れが発生しやすいため、出港の30分〜1時間前に酔い止め薬を服用しておくことが船酔い対策の鉄則です。船内でも酔い止め薬の販売はありますが、乗船前に使い慣れた医薬品を用意しておくと安心です。