指先の器用さや空間把握能力が育ってきた中・長斤児クラスでは、平面から一歩進んだ3歳4歳5歳児の立体壁面に挑戦してみましょう。壁から飛び出してくるようなダイナミックな構図は、保育室全体を一気に活気づけます。
2月前半の主役となる節分の鬼と豆まき飾りでは、紙コップやトイレットペーパーの芯をベースにした立体的な鬼の顔づくりが盛り上がります。3歳児なら毛糸を丸めて貼り付ける「鬼のモジャモジャ髪の毛」、4歳児なら画用紙をジャバラ折りにした「手足のバネ構造」、5歳児ならハサミを細かく使った「切り込みによる立体角・金棒」といった具合に、発達段階に応じた課題を設定することがポイントです。
さらに、子どもたちが新聞紙や花紙を丸めて作った「豆」を、壁面の鬼に向かって投げているような構図で配置すると、節分当日の臨場感がそのまま保育室に再現されます。自分たちの作品がストーリー仕立てで飾られる体験は、子どもの自己肯定感を大きく育みます。