「親鶏が近所のスーパーで手に入らない」「忙しい平日に手軽に山形の味を作りたい」という場合でも、市販の鶏もも肉とめんつゆを使って90%以上の完成度で再現できる裏技があります。
一般的な若鶏もも肉は脂の融点が高いため、そのまま冷たいつゆに入れると脂が白く固まります。これを防ぎ、親鳥のような香ばしさとコクを出すための「焼き付け分離法」を用います。
めんつゆ簡単アレンジの材料(2人前)
- 鶏もも肉(皮付き):250g
- 市販のめんつゆ(3倍濃縮):80ml
- 水:320ml
- 鶏ガラスープの素(顆粒):小さじ1.5
- みりん:大さじ1
- ごま油またはサラダ油:小さじ1/2
- 太めの乾麺蕎麦:2玉
- 刻み長ネギ:適量
失敗しない時短調理手順
1. 鶏もも肉を一口大の薄切り(幅1cm程度)に削ぎ切りにします。皮の部分は包丁で細かく刻みます。
2. フライパンに油を引かずに刻んだ鶏皮と肉を並べ、中火でじっくり炒めます。鶏皮から脂がたっぷり溶け出し、肉にきつね色の焼き色がつくまでしっかり火を通します。この「メイラード反応」によって、若鶏特有の淡白さを香ばしさで補います。
3. 焼き上がった肉のみを取り出します。フライパンに残った純粋な脂(鶏油)から大さじ1杯分を別の小皿に取り分けます(余分な脂はペーパーで拭き取ります)。
4. 小鍋に水、めんつゆ、鶏ガラスープの素、みりんを入れてひと煮立ちさせ、焼いた鶏肉を加えて1分煮て火を止めます。
5. 鍋底を氷水にあてて急冷し、常温程度(15〜18℃)に冷まします。器に茹でて冷水で締めた蕎麦を盛り、スープを注ぎ、取り分けておいたフライパンの鶏油を回しかけてネギを散らせば完成です。