なぜ病気検索で不安が増すのか?サイバー心気症の罠と科学的克服法

なぜ病気検索で不安が増すのか?サイバー心気症の罠と科学的克服法

なぜ病気検索で不安が増すのか?サイバー心気症の罠と科学的克服法についての最新情報をご紹介します。

Q1:サイバー心気症を専門に診てくれる病院や診療科はありますか?
A1:サイバー心気症という名称の単独の診療科は存在しませんが、「心療内科」または「精神科」が専門領域となります。初診の際は「ネットで病気を調べるのがやめられず、日常生活に支障が出ている」と率直に伝えてください。また、認知行動療法(CBT)に精通した公認心理師や臨床心理士が在籍するメンタルクリニックを選ぶと、より実践的な思考修正トレーニングを受けやすくなります。

Q2:体調が悪いとき、ネットで一切調べてはいけないのでしょうか?
A2:すべてを禁止する必要はありません。調べる際は「厚生労働省」「日本医師会」「国立がん研究センター」など、公的機関や学会が監修している一次情報サイトに限定し、知恵袋や個人ブログ、SNSの体験談は見ないルールを徹底してください。また、「調べる時間は1回10分まで」とタイマーをセットし、受診すべき診療科と受診の目安(緊急性の有無)だけを確認したらすぐに画面を閉じることが鉄則です。

Q3:家族がサイバー心気症で毎日怯えています。周囲はどう接するべきですか?
A3:「そんなの気のせいだよ」「調べすぎだ」と頭ごなしに否定するのは逆効果です。本人は本気で恐怖を感じているため、否定されると孤立感を深め、さらにネット検索に没入します。まずは「不安なんだね」と恐怖の感情そのものに共感を示した上で、「ネットで調べると余計に不安が強くなるから、一度スマホを置いて一緒に散歩に行こう」「安心するために一度病院で先生に診てもらおう」と、行動を現実世界へ誘導する声かけを行ってください。

前田 葵
著者

前田 葵

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。