生食を安心して楽しむためには、正しい衛生管理と知識が欠かせません。近年の養殖はまちは管理されたペレット飼料で育つため寄生虫リスクは極めて低いとされていますが、天然物を扱う際ははまちのアニサキス・寄生虫対策を徹底してください。柵取りの段階で身を透かして目視確認し、白く丸まった糸状の寄生虫がいないかチェックします。万が一不安がある天然物は、マイナス20度以下で24時間以上冷凍することで死滅させられます。
さばいた当日に食べ切れない場合のはまちの刺身の保存方法と日持ちについても正しい手順を押さえましょう。柵の表面に出てきた余分なドリップ(水分)を清潔なペーパーで拭き取り、空気が入らないようピッチリとラップで密着包装してチルド室で保存します。
柵の状態であれば冷蔵で約2日〜3日間鮮度を保つことができ、日を追うごとに熟成が進んで身が柔らかく旨味が増していきます。ただし、一度刺身の厚さに切って空気に触れてしまうと酸化が進むため、刺身にしたものは当日中に食べ切るのが基本です。