メディア社会学の視座から現代の夜間ニュース番組を考察すると、視聴者が報道に求める役割が劇的に変化していることが分かります。かつてのように「その日の出来事を網羅的に知る」受動的な視聴スタイルから、スマートフォンで既に知ったニュースに対する「深い文脈(コンテキスト)や多角的な視点を補完する」能動的なスタイルへとシフトしました。
こうした激動のメディア環境下において、『news23』が提示する視聴体験には明確な向き不向きが存在します。
news23の視聴スタイルがマッチする人
- 社会問題や当事者の声にフォーカスした丁寧なドキュメンタリータッチの特集を好む人
- センセーショナルな演出を避け、深夜に落ち着いたトーンで物事を深く考えたい人
- YouTubeやTVerなどの配信を併用し、関心のあるテーマを能動的に追いたい人
他番組(news zeroやWBSなど)のほうが適している人
- 1日の主要ニュースを短時間でテンポよく、要点だけダイジェストで把握したい人
- マーケット情報やビジネス、株式投資に直結する実利的な経済データを優先したい人
- エンタメ情報やトレンド情報を深夜のリラックスタイムに楽しみたい人