「和を以て貴しとなす」誤読の罠?聖徳太子の真意と正しい読み方

「和を以て貴しとなす」誤読の罠?聖徳太子の真意と正しい読み方

「和を以て貴しとなす」誤読の罠?聖徳太子の真意と正しい読み方について専門的な視点から解説いたします。最新の情報をご覧ください。

結論から言えば、一般的な正解は「わをもってとうとしとなす」である。同時に「わをもってたっとしとなす」と読んでも間違いではない。日本語の歴史において「たっとし」が音変化を起こして「とうとし」へと移行した経緯があり、現代の国語辞書や文化庁の国語施策指針においても双方が正統な訓読みとして認められている。

最も避けたい致命的な誤読は「わをもって“きし”となす」と読んでしまうケースだ。「貴」という漢字の音読み「キ」に引きずられた典型的なミスだが、公の場で口にすると教養を疑われかねない。送り仮名の「し」を見落とさず、形容詞「貴し(とうとし/たっとし)」の語幹であることを意識すれば防げるトラップである。

山崎 陸
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山崎 陸

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