日本の国獣はどの動物?公式指定がない意外な真相と象徴生物の全貌

日本の国獣はどの動物?公式指定がない意外な真相と象徴生物の全貌

日本の国獣はどの動物?公式指定がない意外な真相と象徴生物の全貌の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

Q1:日本の法律で定められた公式な「国獣」は本当に存在しないのですか?
A1:存在しません。日本の現行法において「国獣」を直接規定した法律や閣議決定はなく、制度上は未制定の状態です。ただし、学術団体が選定した国鳥(キジ)や国蝶(オオムラサキ)、水産文化を象徴する国魚(錦鯉)などが、慣習的なシンボルとして広く認められています。

Q2:なぜキジが日本の国鳥に選ばれたのですか?
A2:1947年に日本鳥学会によって選定されました。日本列島にしか生息しない固有種であること、古事記や日本書紀、桃太郎などの民話に登場し歴史的になじみが深いこと、母性愛が強く勇敢であること、そして身近な狩猟鳥として観察・保護の対象にしやすかったことなどが選定の理由です。

Q3:ニホンザルや柴犬が国獣と呼ばれることがありますが、これは間違いですか?
A3:公式な指定という意味では誤りですが、文化的な象徴(デ・ファクト・シンボル)としては広く認知されています。特に海外メディアやインバウンド旅行者の間では、温泉に入るニホンザル(スノーモンキー)や日本原産の柴犬が、日本を象徴する哺乳類として強くイメージされています。

Q4:国花のように、国鳥や国魚も法律で定められる予定はあるのでしょうか?
A4:現在、国鳥や国獣を法制化する具体的な法案提出や法改正の動きはありません。国旗や国歌法のような法的規制を伴う指定を行わずとも、国民的合意や文化的な慣習として定着しているため、法的な強制力を付与する必要性が乏しいためと考えられています。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。