SNSやネット掲示板(X、5ch、スポーツコミュニティ)におけるファンの反応を精査すると、女子サッカー日本代表に対する視線の質が変化していることが窺えます。かつては大会ごとに「かわいい選手」「美しすぎるアスリート」といった容姿やキャラクターにスポットを当てるライト層の話題が先行しがちでした。もちろん現在も、華やかなプレースタイルやピッチ外での親しみやすい発信がファン層拡大に寄与している側面はあります。
しかし、近年のファンの書き込みやレビューを分析すると、より高度な戦術的議論や個人のパフォーマンスに対するシビアな評価が主流を占めるようになっています。「欧州屈指のフィジカル相手に中盤でボールを奪いきれるか」「サイドバックのポジショニングの妙」「後半の交代枠によるゲームコントロール」など、ピッチ上で繰り広げられるハイレベルな攻防そのものを楽しむコアファンが急増しています。
ファンコミュニティでは、「過度なビジュアル消費ではなく、純粋なアスリートとしての実力を正当に評価・報道してほしい」という声が多数派を占めるようになっており、メディア側の報道姿勢にもプロフェッショナリズムへの敬意が強く求められています。