なぜ消える?佐々木朗希と大魔神のフォーク比較と打てない魔球の真実

なぜ消える?佐々木朗希と大魔神のフォーク比較と打てない魔球の真実

なぜ消える?佐々木朗希と大魔神のフォーク比較と打てない魔球の真実についての真相をお届けします。

「佐々木のフォーク」を語る上で欠かせないのが、1990年代から2000年代初頭にかけて日米を震撼させた大魔神・佐々木主浩氏との比較です。両者のボールは、球種としての名前は同じでも、そのアプローチと球質は対極に位置しています。

比較項目大魔神・佐々木主浩佐々木朗希アナリストの分析・見解球種系統クラシック・フォーク(完全無回転型)高速スプリット型(低回転推進型)時代の高速化に伴い、落差重視から速度維持型へシフト。平均球速帯130km/h 〜 136km/h144km/h 〜 150km/h朗希のフォークは主浩氏より約15km/h速く、直球との判別が困難。推定垂直落差約45cm 〜 55cm(驚異的縦変化)約30cm 〜 40cm(鋭角的急降下)大魔神佐々木 フォーク 落差は歴史上屈指。テーブルから落ちる感覚。推定投球割合約45% 〜 55%(カウント球としても多用)佐々木朗希 球種 割合で約25%〜35%直球(約60%)の威力を最大限に生かすウイニングショットとして配置。回転数(RPM)800 〜 1,100 rpm(ほぼ無回転)1,100 〜 1,400 rpm(ジャイロ・微トップスピン)主浩氏はナックルに近いブレ、朗希は鋭いキレで落ちる。

佐々木主浩氏のフォークは、打者が「2階からボールが落ちてくる」と表現したほどの絶対的な落差が特徴でした。対して佐々木朗希投手のボールは、落差そのもの以上に「スピードを維持したまま急激にブレーキがかかる」ようなキレを有しています。時代のピッチングトレンドの変遷が、この2人のパラメータに色濃く反映されていると言えます。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。