ネット上には「過給機付きのバイクはすぐに壊れる」「スーパーチャージャーのオーバーホールで百万円単位の金が飛ぶ」といった極端な噂が散見されます。しかし、これは明確な誤解です。
川崎重工の航空宇宙ディビジョンやガスタービン部門の技術を結集して開発されたNinja H2 SXシリーズのエンジンは、過酷な耐久テストをクリアしており、通常走行におけるスーパーチャージャー本体の故障率は極めて低い水準に抑えられています。エンジンオイルの交換サイクル(カワサキ指定基準)を厳格に守っていれば、10万kmを超える走行にも十分に耐えうる耐久性を備えています。
また、Ninja H2 SX SEの中古車相場は2026年現在も非常に堅調です。
- 前期型(2018〜2021年モデル / アナログメーター期):150万〜185万円前後
- 現行レーダー搭載型(2022〜2024年モデル):210万〜260万円前後
- 高年式低走行美車(2025〜2026年モデル):270万〜295万円前後
流通台数そのものが限定的であり、世界的なネームバリューを持つプレミアムモデルであるため、一般的なリッターバイクと比較しても値落ちのスピードが緩やかです。購入時の初期投資は莫大であるものの、手放す際のリセールバリュー(買取査定価格)が高水準で維持される点は、オーナーにとって心強い経済的防壁となっています。