創価学会と公明党は切っても切れない関係にあり、国政選挙や統一地方選挙の時期になると著名人学会員の動向が注目を集めます。柴田理恵も例外ではなく、1990年代から2000年代にかけては、公明党の候補者を支援する集会や広報ビデオにおいて、応援メッセージを寄せた実績が報じられてきました。
機関紙である聖教新聞においても、過去に信仰を通じた自身の人間的成長や、仕事上の壁を乗り越えた体験談が紙面を飾ったことがあります。創価学会の信奉者コミュニティにとって、全国区で活躍する柴田理恵の体験談は、信仰の正当性を証明する象徴的なメッセージとして機能していました。
しかし、近年の動向を詳細に追跡すると、その露出度合いには大きな変化が生じています。選挙の公示期間中であっても、公明党の街頭宣伝車に同乗してマイクを握る姿は見られなくなりました。情報番組で中立的なコメンテーターを務め、シニア層から若年層まで幅広い支持を集めるなかで、「特定の政党色や宗教色を前面に出すこと」がタレント価値に及ぼす影響を慎重に見極めた結果であると分析されます。