沖縄旅行のお土産や産直便で届いた海ぶどうを手にしたとき、生鮮食品だからと無意識に冷蔵庫の野菜室やチルド室へ入れていないでしょうか。実はこれこそが、海ぶどうを一瞬で台無しにしてしまう最大のNG行動です。
海ぶどう(標準和名:クビレズタ)は、亜熱帯の暖かい海に自生する繊細な海藻です。適温はおよそ15℃から25℃の常温であり、10℃以下のような低温環境に置かれると、細胞膜が壊れて「寒さによる仮死・凍傷」のような状態に陥ります。その結果、自慢の粒に含まれる水分が外に抜け出し、わずか数時間でペシャリとしぼんで元のプチプチ食感が完全に失われてしまいます。
保存場所は、直射日光やエアコンの直風が当たらないリビングなどの冷暗所が最適です。特に冬場の冷え込む室内では、発泡スチロール箱に新聞紙を敷き詰めて保温するなど、「冷やしすぎない配慮」が美味しさをキープする絶対条件となります。