人口減少と高齢化に悩む瀬戸内海の離島において、この高等専門学校の存在感は教育の枠組みを大きく超えている。地元の漁業関係者と連携した海洋環境調査や、小型ドローンを用いた離島間物流の実証実験など、地域課題の解決に学生自らが主体となって取り組む姿勢が定着した。
さらに近年では、北欧や東南アジアの海洋先進大学や造船メーカーとの協定締結が相次ぎ、キャンパスには国際色豊かな熱気が漂う。離島にいながらにしてグローバルな最新技術に触れ、同時にローカルな地域課題と対峙する。この重層的な環境が、自律的に思考し行動するたくましい若者を育んでいる。