ノックアウトステージの準々決勝でスウェーデンに1-2で惜敗したなでしこジャパンですが、大会終了後にFIFAが発表した公式テクニカルレポートにおいて、なでしこジャパン最終順位は第5位と認定されています。「ベスト8で敗退したのだから同率5位ではないか」と誤認されがちですが、FIFAの公式トーナメント規定では、同一ラウンドで敗退したチーム間であっても「勝点」「得失点差」「総得点」「フェアプレーポイント」の厳格な順で明確に順位付けが行われます。
日本はグループステージを3連勝(勝点9、11得点・無失点)で首位通過し、ラウンド16でもノルウェーを3-1で撃破しました。準々決勝で敗れたものの、大会全5試合を通じた戦績は4勝1敗・15得点3失点(得失点差+12)という圧巻の数値を残しました。同じく準々決勝で敗退したオランダ、フランス、コロンビアを勝点および得失点差で大きく上回り、参加32カ国中「単独5位」という揺るぎない公式順位を手中に収めたのです。
この第5位という結果は、2011年ドイツ大会の優勝、2015年カナダ大会の準優勝に次ぐ、日本女子サッカー史上歴代3位の好成績にあたります。女子W杯2023ベスト8詳細まとめを精査すると、優勝したスペイン、準優勝のイングランド、3位のスウェーデン、4位のオーストラリアに次ぎ、大会を席巻した存在として確固たる爪痕を残した事実が浮かび上がります。