旅客ホームのすぐ隣に目をやると、見渡す限りの広大な線路群とコンテナの山が広がる。JR貨物の五稜郭機関区および貨物ターミナルだ。ここは本州と北海道を結ぶすべての貨物列車が機関車の付け替えや編成組み換えを行う、物流の巨大心臓部である。
夜が更けても現場の手が止まることはない。重厚なディーゼル機関車DF200形「RED BEAR」や、青函トンネル専用の電気機関車EH800形がライトを輝かせ、けたたましいアイドリング音とともに力強く動き回る。私たちが日常で手にする食材や物資がここを経由して全国へ運ばれている事実に、思わず息をのむ。