やはり注目すべきは、原作・脚本を手掛ける麻枝准の動向だ。彼の描くシナリオは、常にユーモアと壊滅的なまでの悲劇が背中合わせになっている。今回の新作において、彼がどのような「奇跡」を用意しているのか、ファンの間では早くも憶測が飛び交っている。
関係者への取材によると、新シナリオではオリジナル版の結末を踏襲しつつも、パラレルワールドや新たな「バグ」の存在が示唆されているという。かつて音無や奏(かなで)が辿り着いたあの感動のラストの先にあるものとは何か。麻枝節全開の、容赦のない感情のジェットコースターが再び幕を開ける。