もし間違えて多く飲んでしまった場合、どのような症状に気をつけるべきか。アセトアミノフェンの過剰摂取による初期症状は、実は非常に分かりにくい。服用後数時間は、吐き気や嘔吐、食欲不振、全身のだるさといった、風邪の症状とも見分けがつかない軽い体調不良から始まることが多いからだ。
本当に恐ろしいのは、服用から24時間から48時間後に現れる肝機能障害だ。皮膚や白目が黄色くなる「黄疸」や、右脇腹の痛み、尿の色が濃くなるといった症状が出た場合は、すでに肝臓が深刻なダメージを受けているサインである。少しでも異変を感じたら、自己判断で様子を見ずに、速やかに医療機関を受診しなければならない。