薬の効果や体内での持続時間を把握する上で重要な指標が「血中濃度半減期」です。ロラゼパムの半減期は約12時間とされており、抗不安薬の分類の中では「中時間作用型」に属します。
服用後、およそ1〜2時間で血中濃度がピークに達し、しっかりとした効果を実感できます。作用の持続時間は個人差があるものの、およそ6〜8時間程度持続するため、1日2〜3回の定期服用で1日中安定した効果を得ることが可能です。
また、ロラゼパムは不安発作やパニック発作が起きた際、あるいは強いストレスがかかる場面の前に一時的に服用する「頓服(とんぷく)」としての飲み方も頻繁に行われます。予期不安を感じた時点で水またはぬるま湯で服用することで、発作の悪化を未然に防ぐサポートとなります。