2024年パリ五輪という大きな節目を越え、女子バレー日本代表は2028年ロサンゼルス五輪を見据えた本格的な世代交代のフェーズへと突入しました。絶対的支柱であった古賀紗理那の引退を受け、チームは新たなキャプテンシーのもとで再構築を進めています。
2026年現在の日本代表において中核を担うのは、海外リーグでの武者修行を経て世界トップレベルのアウトサイドヒッターへと進化した石川真佑です。抜群のキレを誇るスパイクと強烈なジャンプサーブは、かつての木村や古賀の系譜を継ぐ日本の絶対的な得点源となっています。さらに、海外移籍でトスワークの戦術眼を研ぎ澄ませたセッター・関菜々巳が司令塔として君臨し、ミドルブロッカー陣では高いブロック決定力と機動力を併せ持つ山田二千華が守備の要としてチームを引き締めています。
また、強烈なオフェンス力で頭角を現した和田由紀子に加え、高校バレー界から彗星のごとく現れ代表に定着した大型アタッカー・秋本美空ら新星たちの台頭がチームに爆発的なエネルギーをもたらしています。眞鍋監督あるいは次期指揮官が志向する「世界最速のトランジションバレーと強固なブロック&ディフェンス」は、歴代の先輩たちが築き上げたDNAを受け継ぎながら、さらなる高みへと進化を遂げようとしています。