外食チェーンの利用において、多くの人が気にするのが店内の雰囲気と客層です。SNSや知恵袋、現場の定点観測を通じて得られた利用者のリアルな実態を検証します。
現在、しゃぶ葉は「一人しゃぶしゃぶの聖地」としての地位を急速に確立しています。かつて鍋料理といえば複数人で囲むのが常識でしたが、タッチパネル注文の全面普及、猫型配膳ロボットの導入、そしてセルフレジの定着によって、店員との接触は入店時と鍋の配膳時のみに激減しました。店舗側も2人掛け席やパーテーション付きのテーブルを増設しており、平日の昼間にはノートパソコンを開きながら黙々と一人鍋を楽しむビジネスパーソンの姿が日常化しています。SNS上の投稿でも「誰にも気兼ねせず、自分の好みの茹で加減とタレの配合に没頭できる」と極めて高い評価を得ています。
また、しゃぶ葉のエンタメ性を決定づけているのが、自分好みに味をカスタムできる「タレバー」と「デザートコーナー」です。タレバーには、定番のポン酢や胡麻ダレだけでなく、きざみ玉ねぎの香味だれ、梅だれ、豆乳だれなどが並び、薬味もネギ、もみじおろし、豆板醤、柚子胡椒、ラー油、おろし生姜など多種多様です。ネットコミュニティでは「胡麻ダレ×ラー油×にんにくで作る担々麺風つけダレ」や「ポン酢×おろし生姜×細切りねぎの無限野菜ダレ」といったアレンジレシピの共有が盛んに行われています。
食事の締めくくりに自分で生地を流し込み、タイマーをセットして焼き上げるワッフルは、焼き立ての熱々生地にソフトクリームやチョコソースをトッピングすることで、カフェ顔負けのスイーツへと昇華します。こうした「自分で作る楽しさ」が、滞在時間の長さと相まって強い再訪動機を生み出しています。