外食チェーンが軒並み値上げに踏み切るなか、はかた商店はなぜ低価格路線を維持できているのか。その安い理由を探ると、運営会社が仕掛ける徹底したコストコントロールの姿が浮き彫りになります。
第1に、モバイルオーダーシステムの全面導入とオペレーションの合理化です。客自身のスマートフォンから注文を完結させることでホールスタッフの頭数を最小限に抑制。人件費が高騰する現代において、固定費を限界まで圧縮しています。
第2に、ドリンクメニューの仕入れルート統一とスケールメリットです。大手酒類メーカーとのタイアップや特定銘柄の大ロット一括仕入れにより、グラス1杯あたりの原価を極小化。ドリンクの粗利を削る代わりに、おつまみや一品料理の追加注文、入場料によって全体の粗利を確実に回収する計算し尽くされたビジネスモデルが機能しています。