現在流通している炊飯器の加熱方式は、大きく分けて「マイコン式」「IH式」「圧力IH式」の3種類が存在します。そのなかで最も歴史が長く、シンプルな構造を持つのがマイコン式(マイクロコンピュータ制御式)です。
マイコン式炊飯器の仕組みは、本体の底面に設置された電熱ヒーターが内釜の底を熱し、その熱を釜全体に伝えるというもの。内蔵されたマイコンが温度センサーからの情報をもとにヒーターの出力をコントロールし、炊飯プログラム(吸水・加熱・沸騰・蒸らし)を制御しています。
一方のIH式は、磁力線を利用して内釜そのものを直接発熱させる電磁誘導加熱を採用しています。底面だけでなく側面からも強火で一気に熱を加えるため、釜全体へ均一に熱が行き渡るのが特徴です。さらに最上位の圧力IH式は、気密性を高めて圧力をかけることで水の沸点を100℃以上に引き上げ、米の芯まで熱と水分を浸透させます。