錦戸亮と安田章大の絆と現在|ヤンマーの軌跡と脱退の深層を解く

錦戸亮と安田章大の絆と現在|ヤンマーの軌跡と脱退の深層を解く

錦戸亮と安田章大の絆と現在|ヤンマーの軌跡と脱退の深層を解くの概要と注目ポイントを一挙に解説しました。

二人の物語の幕開けは、1997年9月6日に遡ります。関西ジャニーズJr.のオーディション会場で居合わせた錦戸亮と安田章大は、同じ日に運命的な一歩を踏み出しました。小柄で可愛らしい風貌が似ていたことから、当時関西ローカルで親しまれていたキャラクターにちなんでファンから自然発生的に「ヤンマー」と呼ばれるようになり、シンメトリー(左右対称の位置)として数々のステージに立ちました。

当時を知る古参ファンの間では、負けん気が強く尖っていた錦戸と、底抜けに穏やかで他者を包み込む安田の対比が印象深く記憶されています。錦戸は幼少期から卓越した歌唱力で脚光を浴びる一方、安田はギター演奏や作編曲のスキルを磨き、自らのポジションを築いていきました。気心が知れた二人は、互いの家を行き来し、洋服の貸し借りをするほどの仲良しエピソードに事欠きませんでした。

音楽面における二人のケミストリーを象徴するのが、共作によって生まれた珠玉のウィンターバラード『Snow White』(2009年発売のシングル『GIFT 〜白〜』収録)です。錦戸と安田が二人でスタジオや自宅にこもり、アコースティックギターを爪弾きながらメロディと歌詞を紡ぎ出したこの楽曲は、切ない恋心と美しいハーモニーが融合した傑作として、今なお語り継がれています。

さらに、ファンからの絶大な人気を誇るユニット曲『アイスクリーム』では、ポップでキュートな世界観を全力で演じ分け、二人にしか出せない絶妙な空気感を見せつけました。また、グループ内の名曲として語られる『desire』(渋谷すばる作詞・安田章大作曲)に見られるような安田の類まれなる作曲センスに対し、錦戸は早くから「アイツの作る曲は本当にすごい」と公の場で最大級の賛辞を惜しみませんでした。ギタリスト同士、メロディメーカー同士としての確かな敬意が、二人の関係の根底に常に流れていたのです。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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