なぜ描けない?リアルな目のイラストを劇的に変えるプロの神技を徹底解説

なぜ描けない?リアルな目のイラストを劇的に変えるプロの神技を徹底解説

なぜ描けない?リアルな目のイラストを劇的に変えるプロの神技を徹底解説について押さえておきたい ポイントを厳選して解説いたします。

ネット上で出回っている目のメイキング情報を鵜呑みにしてしまうと、リアリティを損なう罠にハマることがあります。目のイラスト 失敗しないコツとして、以下の3つの誤解を正しく認識しておく必要があります。

誤解1:「白目は真っ白(#FFFFFF)で塗るのが正しい」

最も初心者に多い失敗が、カラーサークルの最も左上にある完全な白で白目を塗ってしまうケースです。現実世界の空間において、純白の物体であっても光と周囲の影の影響を受けます。真っ白で塗られた目はイラストの中で発光しているように見え、不気味の谷現象を引き起こす主因となります。ベースは必ず彩度・明度を抑えた色を選びましょう。

誤解2:「まつ毛はアイラインからまっすぐ等間隔に生やす」

アニメ的な記号表現に慣れていると、まぶたのラインに沿って一定の角度でまつ毛を並べてしまいがちです。しかし実際のまつ毛は、生え際から一度前方に押し出されてから上へとカールします。また、中央・目頭・目尻で生える向きが大きく異なり、途中で毛同士が交差して小さな束を作っています。この「秩序ある不規則性」を再現することがリアリティの鍵です。

誤解3:「大きなハイライトをたくさん入れれば瞳が輝く」

アニメ絵では瞳の中に大きな円形ハイライトを複数配置して可愛らしさを演出しますが、リアルな目において巨大なハイライトは瞳の凹凸構造を覆い隠してしまいます。リアル画におけるハイライトは、「光源の形状(窓の形や照明のソフトボックスの四角形)」を反映したシャープなものを1〜2箇所に絞って配置するのが鉄則です。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。