福岡市長の高島宗一郎氏が強力に牽引する大型再開発プロジェクト「天神ビッグバン」。耐震性の向上や航空法による高さ制限の緩和をテコに、天神地区全体が超近代的なビル群へと建て替わる中、この公園が果たす役割は以前にも増して重くなっている。
コンクリートで固められた無機質な近代都市にするのではなく、水と緑を主役に据えたパブリックスペースを創出する。この思想のもと、都市再開発・造園業の最前線の技術が惜しみなく投入された。隣接する西日本鉄道の天神大牟田線や地下鉄からのアクセスも抜群で、駅の改札を出て数分歩くだけで、視界が一気に抜ける芝生広場へと導かれる。ビル風を和らげ、心地よい木陰を生み出す植栽設計は、まさに現代のランドスケープデザインの粋を集めたものだ。