茨木の街が持つ独特の活力を語るうえで欠かせないのが、立命館大学大阪いばらきキャンパス(OIC)をはじめとする教育機関の存在だ。キャンパスが開校して以来、街中を行き交う若者の姿は一気に増え、駅周辺の店舗ラインナップやイベントの毛色までもが大きく変化した。大学の敷地は地域住民にも広く開放されており、広大な防災公園エリアでは日常的に子ども連れの家族と学生が同じ空間を共有する風景が見られる。
さらに追手門学院などの教育インフラも拡充を重ね、茨木は「学問と地域生活が融合する街」としての確固たるポジションを確立した。若年層の流入は地域の消費活動を活性化させるだけでなく、自治体と大学が連携したスタートアップ支援や地域課題解決の取り組みなど、イノベーションの土壌としても機能し始めている。