せっかく時間指定をしたのに、「19時〜21時」の枠で届いたのが21時15分だった、あるいはチャイムも鳴らさずに置き配されていたというトラブルも報告されている。
背景にあるのは、配送現場での「置き配(デフォルト配送)」と「対面手渡し(時間指定)」の優先順位の競合だ。Amazon自社配送網(Amazon Flexやデリバリープロバイダ)のドライバーは、1日に数十から百数十件の配達をこなす。指定時間の枠内に配送先へ到着しても、交通渋滞や前のアパートでの不在対応で数分の遅れが生じると、スケジュール全体が雪崩式に破綻する。「不在リスクを減らすための時間指定だが、現場の圧迫感は増している」と都内の配送ドライバーは漏らす。