国内カラオケ機器の二大巨頭である第一興商(DAM)とエクシング(JOYSOUND)では、90点を出すためのアプローチが異なります。それぞれの特性を理解することがスコアアップの近道です。
1. DAM「精密採点Ai」攻略のコツ
最新のDAM精密採点Aiでは、ディープラーニングによる「Ai感性」が導入されています。これは従来の「ビブラート」「こぶし」「しゃくり」「フォール」といった技法単体だけでなく、歌声の自然な揺らぎや感情表現を総合評価する仕組みです。
DAMで90点を安定して出すための基準値は以下の通りです。
- 音程正確率:最低82〜85%以上(85%を超えると90点到達の現実味が急上昇)
- 表現力:85点以上(Aメロとサビの音量差を意識し、こぶし・しゃくりを適度に入れる)
- ビブラート&ロングトーン:双方とも評価「4」以上(同一の振幅と周期で1秒以上綺麗にかける)
- Aiボーナス加点:1.5点〜3.0点前後を獲得する歌い回し
2. JOYSOUND「分析採点」攻略のコツ
JOYSOUNDはDAMと比較して音程バーの判定枠がわずかに広めで、気持ちよく歌える設計になっています。しかし、90点を狙う際には「リズムの正確性」と「ハキハキとした子音の発音」が厳密に問われます。テンポが走ったり(早まり)、モタったり(遅れ)すると大幅な減点を食らうため、ガイドメロディのビートに完璧に合わせる意識が求められます。
3. カラオケ店の音響設定とマイクの持ち方
機材の持ち方や部屋の設定ひとつで、スコアが2〜4点変動することは珍しくありません。
- マイクの持ち方:マイクの頭(グリル部分)を手で覆うと特定の高音域が遮断され、機械がピッチや倍音を正確に拾えなくなります。必ず本体の柄の真ん中を持ち、口元から約2〜3cm離して正面からまっすぐ声を吹き込みます。
- 本体音量とエコー設定:エコーが強すぎると、部屋に反響した残響音をマイクが拾い、ピッチ検知がブレて音程正確率が下がります。「エコー値は10〜15以下」「マイク音量は25〜30前後」「ミュージック音量は20〜25」に設定し、自分の生声がスピーカーからクリアにマイクへ直入力されるバランスを作ることが極めて重要です。