「この不快な症状はいつまで続くのか」という疑問に対し、医学的な観点から言えば、出産後に子宮の圧迫が取れホルモンバランスが戻ることで、大半は産後1〜3ヶ月程度で自然に回復します。
しかし、分娩時に産道や会陰、骨盤底筋が大きく引き伸ばされるダメージを受けるため、適切なケアを行わないと産後数ヶ月以上も尿漏れが慢性化することがあります。将来的な子宮脱や更年期以降の尿トラブルを防ぐためにも、以下の産後尿漏れ予防法を意識してください。
- 産褥期(産後6〜8週間)の安静:産後直後は骨盤底筋が最もダメージを受けている時期です。重い物を持ったり無理に動き回ったりせず、骨盤の回復を最優先にします。
- 産後1ヶ月健診以降のトレーニング再開:悪露が落ち着き、医師の許可が出たら、妊娠中に行っていた骨盤底筋トレーニングを徐々に再開します。
- 腹圧をかける生活習慣の見直し:強いいきみが必要な頑固な便秘を避け、食物繊維と十分な水分(常温水やノンカフェイン茶)を摂取して腸内環境を整えます。