豊前裏打会を訪れたなら、まず味わうべき必食メニューと、卓上で異彩を放つ名脇役について解説します。
① ごぼう天うどん(温)
薄切りにしたごぼうを円盤状やドーム状に美しく揚げた芸術的なビジュアル。揚げ油の鮮度が高く、サクサクとした軽い歯ごたえが楽しめます。最初はそのままかじって香ばしさを味わい、次第に黄金出汁に浸して衣が出汁を吸ったとろとろの旨味を堪能するのが王道の食べ方です。
② 肉汁釜揚げ・ざるうどん(冷)
冷水でキュッと締められた麺は、温うどん以上に透明感と弾力が際立ちます。艶やかに輝く麺肌の滑らかさと、噛んだ瞬間に押し返してくる独特のコシをダイレクトに実感できるため、麺そのもののクオリティを確かめたい愛好家には外せない選択肢です。
③ 豊前裏打会特製「黄金唐辛子」による味変
卓上に並ぶ黄色い粉末「黄金(おうごん)唐辛子」は、裏打会の象徴的なスパイスです。日本古来の品種である黄金唐辛子は、赤唐辛子の数倍の辛味成分を持ちながら、出汁の繊細な風味を濁らせないスッキリとした辛さが特徴です。少量振るだけで出汁の輪郭が鮮明になり、最後まで飽きることなくスープを飲み干せます。