本作の根幹をなすのは、あまりにも歪で緻密な対立構造だ。一見すると平穏な新堂家。しかし、一転して復讐の鬼と化す彼らのターゲットは、政財界に太いパイプを持つ巨大な「早乙女家」である。仮面をかぶり、家政婦や関係者として敵の本丸へ潜入する新堂家の面々。誰が誰を欺き、どの秘密が暴かれようとしているのか。
物語を駆動させる相関図の核には、常に二重の顔が存在する。復讐に命を燃やす新堂家側と、権力と嘘で塗り固められた早乙女家側。それぞれの思惑が交錯する中で描かれる裏設定は、毎話のように視聴者の予想を裏切ってきた。