ポーチ越しに画面が動くのかという実用面も極めて重要だ。現在のモバイル端末 (iPhone/Android)の多くは静電容量方式タッチパネルを採用しているが、薄型PVCフィルムは指先の微弱な電荷を確実に透過させる。スクロールやタップ、ブラウジングは至ってスムーズだ。
一方で、明確な弱点も存在する。水中では水そのものが電気を通すため、画面が誤反応を起こしてタッチ操作がほぼ不能になる。水中でシャッターを切る際は、画面タップではなく物理的な音量ボタンにシャッター機能を割り当てる工夫が必須だ。さらに、超音波式や光学式の画面内指紋認証、顔認証(Face ID)は、フィルムの光反射や密着具合によって認識率が大幅に落ちる点に留意したい。