ロイロノート・スクールの驚異的な使いやすさは、どこから来ているのか。その源流は、開発元である株式会社LoiLoを率いる杉山浩二氏と杉山竜太郎氏の兄弟が培った、徹底的なユーザー目線の映像編集ソフトウェア開発にある。「説明書を読まなくても3歳児が直感で触れる」という極限の操作性は、教育現場のITリテラシー格差を軽々と飛び越えた。
多機能化を競い合ってメニュー画面が迷宮化しがちなエンタープライズツールとは対照的に、同社は「カードをつなぐ・送る・見せる」という極めてシンプルな動作を核に据え続けている。現場の教員の声を貪欲に吸い上げつつも、複雑さを削ぎ落とす引き算の美学が、導入校での定着率の高さを支えている。