成田空港の飲食店は、各ターミナルの特性に合わせて大きく異なるラインナップを展開しています。まずは、あなたが利用するターミナルで絶対に外さない代表的なグルメスポットを厳選して紹介します。
第1ターミナル:本格和食の銘店と行列のできる有名ラーメン
第1ターミナル(ANA、スターアライアンス加盟各社など)の一般エリア(保安検査前)は、中央ビル4階および5階のレストラン街に上質な和食店が集結しています。
フライト前に本格的な江戸前寿司を堪能したいなら、中央ビル4階の「日本橋 寿し魚がし日本一」が随一の選択肢です。職人が目の前で握る新鮮なネタを手頃な価格で味わえる立ち食いスタイルとテーブル席を併設しており、出発前の短い時間でも極上の握り(ランチセット約1,600円〜)を楽しめます。また、海外渡航前の最後の贅沢として「とんかつ まい泉」の揚げたてロースかつ膳や、「だし茶漬け えん」の胃に優しい和食膳も根強い支持を集めています。
ラーメン派には、ミシュランガイド東京ビブグルマンの獲得実績を持つ「銀座 篝(かがり)」が出店しています。名物の「鶏白湯Soba」(約1,400円〜)は、まるでポタージュのように濃厚でクリーミーな極上スープが特徴で、外国人観光客のみならず日本人リピーターで常に賑わいを見せています。
第2ターミナル:世界水準の「JAPAN FOOD HALL」と老舗の名味
第2ターミナル(JAL、ワンワールド加盟各社など)は、保安検査を通過した後の国際線出国エリアに巨大なグルメ空間「JAPAN FOOD HALL」が広がっています。滑走路を一望できる開放的なテラス席を備え、日本を代表する名店が一堂に会しています。
出国審査後の制限エリアでありながら、黒毛和牛を手軽に味わえる「鉄板焼 桜」や、名店の技が光る「銀座 篝」、さらには「米処 四代目 徳次郎」のこだわりおにぎり・和定食など、空港の常識を覆すハイレベルな食事が揃っています。搭乗ゲートのすぐそばで出国直前まで落ち着いて食事ができるため、国際線利用者にとって最大のメリットと言えます。
一方、保安検査前(本館4階)にも見逃せない名店が並びます。厳選された本マグロを贅沢に味わえる「すし京辰(きょうたつ)」や、北海道・札幌の超人気ラーメン店「麺屋 菜々兵衛」のあっさりしつつコク深い鶏白湯塩ラーメン(約1,100円)は、フライト前の腹ごしらえに最適です。
第3ターミナル:LCC利用者を支える格安&スピードの巨大フードコート
ジェットスターやスプリング・ジャパンなどのLCC(格安航空会社)が発着する第3ターミナルは、本館2階に国内空港最大級を誇る約450席の巨大フードコートが配置されています。第3ターミナルの大きな特徴は、手頃な価格帯と圧倒的な提供スピードです。
本場讃岐のコシを味わえる「宮武讃岐うどん」では、かけうどんが400円台から注文可能であり、空港内屈指のハイコスパを誇ります。大阪のソウルフードを熱々で楽しめる「ぼてぢゅう屋台」や、野菜たっぷりの「長崎ちゃんぽん リンガーハット」、さらに24時間に近い体制で重宝する「松屋」など、ファミリー層や予算を抑えたい一人旅の旅行者にとって心強い味方です。