デニムや厚手の綿パンツがいつまでも湿っている最大の理由は、布地が重なり合って内部の湿気が逃げ場を失うことにあります。一般的な角形ハンガーに二つ折りで掛けると、生地が4重に密着して風が通らず、乾燥に半日以上かかってしまうケースも珍しくありません。
洗濯物が乾くまでに5時間以上かかると、雑菌の一種である「モラクセラ菌」が爆発的に増殖し、あの不快な部屋干し生乾き臭対策が必要な状態に陥ります。さらに、水分を含んだ重いズボンを細い針金ハンガーに掛けると、ウエストや膝部分に余計な負荷がかかり、繊維が伸びてスラックス型崩れ防止の観点からも大きなダメージを与えてしまいます。