ネット上の簡易マニュアルには、子どもの毛質特性を無視した誤った情報も散見されます。現場のプロが指摘する代表的な誤解を是正します。
誤解1:「髪を濡らしてから切るのが正しい」
大人のカットでは濡らして切るのが基本ですが、幼児の自宅カットでは「乾いた状態(ドライカット)」が鉄則です。子どもの細い髪は濡れると伸び、乾いた瞬間に1〜2cmほど大きく縮みます。濡れた状態で長さを合わせると、乾いた後に想定以上の短さになり、取り返しのつかないパッツン前髪になるリスクが高まります。
誤解2:「くせ毛は短く刈り上げれば収まる」
天然パーマやうねりのある髪を中途半端に短くすると、毛根の生え癖が直撃し、あちこちに毛が飛び跳ねて収拾がつかなくなります。くせ毛の男の子は、あえてトップに2〜3cmの長さを残し、毛先の自然なカールを活かしたソフトマッシュやパーマ風アレンジにした方が、朝のセットも不要で綺麗にまとまります。