国内外の小児科医による睡眠指導では、満1歳になるまで「すべての睡眠(昼寝を含む)を仰向けで開始すること」が基本ルールとされています。これは国内外の公的ガイドラインでも揺るがない安全の鉄則です。
多くの保護者が悩む「赤ちゃんのうつ伏せ寝はいつから許容されるのか」という疑問に対して、医学的な境界線は「仰向けからうつ伏せ、うつ伏せから仰向けへと、左右両方向に自在に寝返り返りができること」とされています。生後5〜6ヶ月頃に寝返りを覚えた直後は、うつ伏せになれても自力で仰向けに戻れない時期が続くため、最も窒息事故が起きやすい警戒ゾーンです。
夜中に赤ちゃんが自分で回転してしまう場合、自力で戻れる発達段階に達していれば過度に神経質になる必要はありませんが、最初の寝かしつけは必ず仰向けからスタートさせることが世界的な赤ちゃんの睡眠環境の安全基準となっています。