鼻からの検査で実際に寄せられるネガティブな体験談として目立つのが、「鼻から胃カメラが入らない」「検査後に鼻血が出た」というトラブルです。これらは決して医療ミスではなく、人体の構造上の個人差に起因しています。
日本人の鼻腔内部は非常に狭く、特に鼻中隔彎曲症(鼻の仕切りが曲がっている状態)やアレルギー性鼻炎による粘膜の腫れがある場合、外径5ミリ強のスコープであっても通過が困難になります。無理に通そうとすると鼻粘膜の毛細血管が擦れ、痛みや出血を引き起こす原因になります。
「事前の説明よりも鼻の奥が激痛だった」「結局途中で口からの検査に切り替えられて二度手間になった」という声は、鼻腔の狭さが原因であるケースがほとんどです。過去に重い鼻炎を患った経験がある方や、日常的に鼻詰まりを感じている方は、事前に医師へ鼻腔の状態を申告しておくことが後悔を防ぐ鍵となります。