市立松戸高校の大きな強みは、普通科と国際人文科という明確に性格の異なる2枚看板を持っている点です。
普通科では、2年次から文系・理系の緩やかなコース分けが行われ、3年次には私立大学受験、国公立大学受験、医療看護系進学など、多様化する進路に合わせた豊富な選択科目が用意されています。特に中堅〜上位私立大学(東洋大学・日本大学・専修大学・駒澤大学、ならびに成蹊大学・明治学院大学など)への進学実績が手厚く、長年の信頼によって築かれた指定校推薦枠の多さは生徒・保護者にとって強力な魅力となっています。
他方、県内公立校でも際立った個性を放つのが国際人文科です。ネイティブのALT教員による密度の高いティームティーチング、実践的なディベート演習、英語によるプレゼンテーション能力の育成など、私立の国際系学科にも引けを取らないカリキュラムが組まれています。海外研修プログラムやスピーチコンテストでの実績も豊富で、「英語を学びのツールとして使いこなしたい」と考える女子生徒を中心に高い志望熱を集めています。
両学科ともにキャリア教育がカリキュラムの根底に組み込まれており、単なる詰め込み型受験勉強ではなく、「自らの適性を社会でどう活かすか」を早期から考えさせる指導方針が貫かれています。