本作は、ボーカル楽曲としても極めて難関な構造を持っています。ミルククラウン・オン・ソーネチカの音域は非常に広く、サビではハイトーンが連続して配置されています。楽曲の最高音はhiG#(G#5)近傍に達し、しかもBPM240の高速下で息継ぎの隙間がほとんど存在しないという、ボーカロイドならではの限界突破型コンポジションです。
この超高難度曲に生身の歌唱で挑み、爆発的な話題を呼んだのが歌い手・まふまふ氏による「まふまふ 歌ってみた」動画でした。人間離れした超高音域と感情の昂りをそのまま叩きつけるスクリーム交じりの歌唱は、楽曲の持つ狂気と切なさを極限まで引き出し、ボカロファン以外にもその名を轟かせる決定打となりました。