パスタとパン食べ放題を巡る熾烈な競争において、現在トップを争うのがサンマルクホールディングス傘下の「鎌倉パスタ」と「ベーカリーレストラン サンマルク」です。これに加えて、大都市圏で支持を広げるイタリアンチェーンやホテルビュッフェが独自の強みを打ち出しています。
取材班が利用者の満足度スコア、客単価、パンの焼成頻度、パスタの品質を多角的に分析した結果、総合的な「満足度No.1」に輝いたのは「鎌倉パスタ」の平日ランチセット(パン食べ放題付き)でした。その最大の勝因は、特製生パスタの濃厚なソースと、ミニサイズで何個でも食べられる焼きたてパンの「ペアリング設計」にあります。
多くの店舗では、常時10〜15種類前後のパンが小ぶりなサイズで焼き上がります。看板商品のクロワッサンやよもぎパン、明太子ロールなど、甘みのある食事パンから惣菜系までバリエーションが豊かであり、濃厚な「生ウニと特製イクラのクリームパスタ」や「厚切りベーコンのカルボナーラ」の残ったソースをパンですくい取る、いわゆるイタリア伝統の「スカルペッタ」を存分に楽しめる構造が客の胃袋を掴んで離しません。
一方、優雅な空間演出と接客の質で大人の女性層から圧倒的な支持を集めるのが「ベーカリーレストラン サンマルク」です。グリル料理が主体の同店ですが、週替わりや季節限定の生パスタランチにパン食べ放題をセットにしたプランは、1,800円〜2,500円前後の価格帯ながら、専任スタッフが焼き上がりごとにテーブルを回る「バスケットサービス」の贅沢感で高いリピート率を誇ります。