言語の壁を越えて世界中のパターンにアクセスできる現代、海外のコミュニティプラットフォームを活用しない手はない。世界最大の編み物データベース「Ravelry」では、世界各国のデザイナーが手がけた数千点に及ぶフリーパターンが日々更新されている。英語の略号(US/UK表記)に最初は戸惑うかもしれないが、一度チャート(記号図)の対照表を覚えてしまえば、北欧や東欧の独創的なレースパターンが指先から次々と生み出せるようになる。
視覚的なインスピレーションの宝庫であるPinterestでは、完成写真から直感的に図案を探し出すのが実に楽しい。アンティークなヴィンテージレースの復刻図案から、北欧モダンな幾何学コースターまで、ボードを眺めているだけで創作意欲が刺激される。
「編み図の記号を見るだけで頭が痛くなる」という人には、YouTubeの動画解説が最適だ。編み針の微細な角度や引き抜きの力加減をハイビジョン映像で確認できるため、まるで熟練の講師が隣で手取り足取り教えてくれているかのような感覚で、難度の高い立体モチーフもスムーズに編み進められる。