Q1:タイトルは書き始める前に決めるべきですか?それとも後から決めるべきですか?
A1:執筆前は「仮タイトル」として大まかな方向性だけを決めておき、本文をすべて書き終えた後に最終決定するのが鉄則です。文章を書く過程で思考が深まり、本当に言いたかったことが浮き彫りになるため、最後に推敲したほうが本文の核心を捉えた切れ味鋭い題名をつけることができます。
Q2:「〜をなくそう」「〜の大切さ」といった題名は減点対象になりますか?
A2:減点と明記されるわけではありませんが、応募作の大多数が似たようなタイトルになるため、審査員の印象に残りにくく、埋没してしまうリスクが非常に高いです。同じ趣旨を伝える場合でも、「なくそう」と主張するに至った具体的なきっかけや、自分の心の動きを切り取ったフレーズに言い換えることを強くおすすめします。
Q3:題名にサブタイトル(副題)をつけても問題ありませんか?
A3:全く問題ありません。むしろメインタイトルを少し抽象的・情緒的な言葉にし、サブタイトルで具体的なテーマを補足する手法(例:『声なき声を聞くために ―― SNS社会と私の距離』)は、構成の意図が伝わりやすく、高校生や全国コンクールの入賞作でも頻繁に用いられています。
Q4:中学生と高校生で、求められるタイトルの質に違いはありますか?
A4:中学生は「身近な学校生活や家庭での実体験、素直な感情の揺れ」を捉えた題名が高く評価される傾向にあります。一方、高校生の場合は、個人の体験を「社会構造や制度、法的・倫理的な問題意識」へと昇華させる客観的な視座が求められるため、やや知性的で社会性を含んだ言葉選びが効果的です。