SNSやネット掲示板、現役男子高校生への直接取材から聞こえてきたのは、女子が考える「可愛いプレゼント」と男子が感じる「使いやすさ」の大きな温度差です。編集部が収集したリアルな証言を検証してみましょう。
「中学のときから使っていたマジックテープの財布をそろそろ変えたいと思っていたタイミングで、彼女からノースフェイスのシンプルなコンパクト財布をもらったときは本気で感動した。男子同士でファミレスやコンビニに行くとき、鞄から出すのが誇らしかった」(都内・私立高2年男子)
「通学電車で毎日英語のリスニングや音楽を聴くので、ノイズキャンセリング付きのワイヤレスイヤホンは神だった。高いやつじゃなくてAnkerの5,000円くらいのモデルだったけど、自分の通学スタイルをよく見てくれているなと嬉しくなった」(神奈川県・県立高3年男子)
一方で、ネット上(Yahoo!知恵袋やX)で散見される失敗談には、共通するパターンが存在します。
「記念日でもないのに、100均のパーツを大量に使って何十時間もかけた飛び出す仕掛けアルバムをもらった。嬉しいとは言ったけど、男子校ノリの友達に見つかってからかわれ、正直リアクションの正解が分からず困惑した」(ネット投稿・高1男子)
男子高校生には「同調圧力」と「ピアグループ(仲間集団)」特有の文化があります。仲間内でからかいの対象になりやすい過度な甘いグッズよりも、友人たちから「それカッコいいじゃん、どこで買ったの?」と自然に褒められるような、日常に馴染むアイテムこそが自尊心を最大限に満たすのです。