兼六園の雪吊りはいつから?唐崎松を守る職人技と見どころ徹底解剖

兼六園の雪吊りはいつから?唐崎松を守る職人技と見どころ徹底解剖

兼六園の雪吊りはいつから?唐崎松を守る職人技と見どころ徹底解剖とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。

日本海側から吹きつける寒気によってもたらされる金沢の雪は、太平洋側のサラサラとした粉雪とは異なり、大量の水分を含んで非常に重いという際立った特徴があります。積雪が増すと木々の枝には凄まじい荷重がかかり、そのまま放置すれば大枝が根元からへし折れてしまいます。この雪害から庭木を守ることこそが、雪吊りを施す最大の理由です。

雪吊りの基本構造は、木の中心に頑丈な帆柱(芯柱)を立て、その頂点から放射状に何十本、何百本もの荒縄を垂らして各枝を結び留める仕組みになっています。上から吊り上げる張力によって、枝にかかる下方向への雪の重みを芯柱へと分散させます。力学的に極めて理にかなったこの補強システムにより、繊細な枝ぶりを保ちながら豪雪の重量を受け止めることができるのです。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。